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2014年10月の投稿

2014年10月30日 (木)

ハッピーハロウィン!




先日、娘とディズニーランドへ行って来ました。ハロウィンと言うことでママ友にもらったアリスの衣装を着せていざ出発!
……ハロウィン…それは小さな子供のいる親にとって大義名分の元堂々とコスプレをさせられるイベント。いいんです、アリスの知らない娘にアリスを着せてもテンション上がるのは親だけなのだとしても、写真に写る娘の目がどれも無だったとしても。だって娘の意思を尊重してディズニーランドにアンパンマン着せてくわけにはいかないのだから。

ディズニーランドに着いた私は更にテンションUP!入口にあるハロウィン仕様になっているオブジェをバックに娘を写メりまくるバカ親一人。
「ほら!娘!おばけいるよ!おばけ!おんなじポーズしてみよっか?両手を前にして、お~ば~けぇって!違う、違う、ピースじゃなくて、お~ば~けぇ♪って両手を前にこうするの!こう!おばけぇ!って、そうそう!アリス!こっち向いて!あ!動かないで!おばけぇってやって!おばけぇって♪…やってよ、アリスゥーーー!」
と収まらないテンションのまま次々に要求を出す私にとうとう「アリスじゃないーーー!」とキレ出し座り込みストライキをし出す娘。
……ごめん…なんか浮かれ過ぎちゃった…そういう力があるよね…ここは……

気を取り直し、夢の国へ!

中へ進むとすぐに夢の第一トラップ住人、風船お姉さん参上。

「ママ、風船欲しい。」

ほらきた。やはりきた。風船…それは娘にとって夢そのもの。そんなん娘がスルーする訳がない。
「でもさぁ、ずっと持ってられないでしょ?」と一応言ってはみるが、「風船!風船!風船!風船!」と着火し出す娘。やはりな…こうなっては必殺!床に寝転び戦法が飛び出すのも時間の問題だ。ここは夢の国。今日位は怒らないでいたいじゃないか。

「しょうがない…どれがいいの?ミッキー?ミニー?」
「プー」
「……」

こうしてお姉さんのあんなに沢山ある風船からプーさん風船を決して絡ませることなく取り出せるスキルに驚きながら、更に言うとこれが1000円という事実にもっと驚きながらもプーセンget。そして10分後、案の定「ママ、風船もういい。」となった娘に今日の誓い虚しく「だから言っただろうが!!」と雷を落とす私。

まずは娘が起きてる間にミッキーと写真を撮るべく、トゥーンタウンのミートミッキーへ!娘、「ミッキーが…ミッキーがぁ…」と本物のミッキーが目の前にいる現実を受け止めきれないといった様子でしたが最後は自らハグしに行っていました。
その後はイッツアスモールワールト、メリーゴーランド、ダンボ、ピノキオ、コーヒーカップ等、2歳児でも楽しめるアトラクションを次々制覇。
この日は休日でしたがどれも15分前後の待ちで乗ることが出来ました。とは言え子供にとっては飽きるのに十分な時間。そこで「いい?娘。沢山我慢した後はその分楽しいことが待ってるんだよ?人生もそう。」とさりげなく2歳児に人生を語る私。ところが、一番並んだにも関わらず意外と怖かったピノキオアトラクションの後には「いい?娘。沢山我慢したからといって必ず楽しいことが待ってるとは限らない。人生もそう。」と理不尽な大人の人生論を語って混乱させたりもしました。

お昼を食べて、さぁ!後半!…
ふっ…子供といると大人になったら中々出来ない体験が思い掛けず出来たりするよね…例えばコーヒーカップを連続7回乗るとか、さ……。どうやってコーヒーカップから引き離そうかと考え始めた何回目かの列のすぐ後ろに並んでいた腕にバリバリのタトゥーを入れた男が「なんだ、あれ、すげぇ、回してんな…なぁ…すげぇ回すのは最後の5分にしとかねぇ?」と彼女にお願いしていたが、私は言いたかった…「これ、全尺5分位ですよ?」と…。





初めて連れてきた時は入園直後に寝てしまい、2時間で出てきてしまいましたが、この日はがっつり夜のパレードまで堪能し、こんなとこでも成長を勝手に実感。ミッキーや白雪姫やシンデレラなどが通ると「ミッキー!姫ーー!」と絶叫。釘付けでした。
帰りはベビーカーに乗せた途端爆睡。朝まで起きませんでした。私もとっても楽しい一日でした♪
しかし、朝起きた娘に「昨日は楽しかったねー!どこに行ったんだっけ?」と聞くと「保育園でななちゃんとご飯食べたの、楽しかったね♪」と返されました…。忘れるの早くねぇ?













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2014年10月10日 (金)

祭りあるとここの男あり。





先日、地元でお祭りがありました。祭りあるとこにこの男あり。日本一のお祭り男、父幸男ももちろん参戦です。我が家で待ち合わせだったのだが、インターフォン越しからも伝わる既にテンションMAX感。家に入るなり「おい!すげぇなぁ!!こりゃあ、家で畑なんてやってらんねぇなぁ!!」と民謡で鍛えたご自慢の声量を惜しげも無く発し、「まぁ、まず、一杯やんべ。」とこれからお祭り行くっつうのに、缶ビールを開け、酒盛りを始める父。一通り騒いだのち、いざ、子分(旦那)を従えお祭りへ!
今年68歳とは思えないまるで少年のようなキラキラした瞳で既にビールとつまみを片手に出店を見回る父。そして、何やらいそいそと戻ってくると「日本酒の飲み比べがやっててよー!熊本の日本酒だってよー!まずはこれで乾杯だ!」と紙コップに並々注がれた日本酒を配る父。マジか…いきなりポン酒から始まるヘビーなお祭りの火蓋が切って落とされました。途中、妹一家も合流し、更にテンションの上がった父。もう誰も止められません。メインステージで踊る地元のマダムダンサー達に「よっ!サイコー!俺も踊っちゃうよ!ひゅー!」と10年ずっと追っかけてます並の声援を送り前へ乗り出すと不思議な踊りを始めたり、「お父さん、ちょっと恥ずかしいから…」と後ろへ退場させようものなら「何言ってんだ!祭ってのは騒がなきゃ損だろ!誰も分かりゃしねぇよ、ここに住んでるんじゃねぇんだから!」
………………分かってる…父にそんな理屈は通用しない…分かってるけど……あたし、ここに住んでるからね!?今後も住み続けるんだからね!?
この後も「今日来て良かったよ!こんな日に畑やってちゃダメだな!」をもう数えるのもヤになる位繰り返し語り、大はしゃぎの父。まぁ、楽しいなら何よりです。
それにしてもあんなに日本酒飲んでんのになんであんなに元気なの…?あたしらもうギブなんすけど…3合は飲んでるよ…
にも関わらず、「よし!ニ次会行くか!由美子、どっか店取れ!」
…マジか…え、今昼の3時半だよ…?まだどこもやってないよ…てか、二次会!?既に三次会位の濃い内容なんですけど、二次会!?まだ飲むの?マジで!?もう、若くないんだからちょっとは自制した方がいいんじゃない?ねぇ、お父さん!……と言う言葉はぐっと飲み込み「この時間はまだお店空いてないよ…?だからウチで…(休まない?)」「じゃあ、由美子んちで二次会だな!」
結局、近くのスーパーで酒とつまみをしこたま買い込み、ウチで飲みなおしました。気付くと一升瓶が空になっており、つき合わされた子分達(旦那と妹の旦那)は屍状態で床に朽ち果てておりましたが、父だけは「孫〜♪」と追いかけ回し、かと思うと「疲れた、もう年だな…最近よぉ、膝が痛くてよぉ、だからセサミンとってんだよ、やっぱ飲んでっと違ぇよな、よくCMでやってんじゃねぇか、グルグルグルグルグルコサミンって!」……嘘でしょ…?セサミンって言ったじゃん…と言う返しがもはや意味などないことは長い付き合いなのでよく分かってるので
「そっか…身体に気を付けてね…」ニコリ。
こうしてはしゃぎにはしゃぎ、喋りに喋った父は突然「俺ぁ、もう若くねぇからよ、すぐ疲れちまうんだよな、後は若いもん同士でやってくれ…」と子分達の屍を乗り越え、ソファでいびきをかいて寝てしまいました。残された私と妹はなんか飲まなきゃやってらんねぇ…な気分になりその後、軽く飲み直し「自由っていいよね…」と語り合いました…。

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2014年10月 8日 (水)

秋の大運動会!





先週末、娘の運動会がありました!娘の組の競技は蝶々の格好をした子供との親子障害物競走。今回は「メガネ星人」効果で大分娘との距離が縮まった旦那がここでだめ押しの急接近を図ろうと参加を決意。娘との初の親子競走に俄然テンションの上がる旦那に対して娘の顔…「無」……あんた…ちょっとは楽しそうにしなさよ……見なさい…パパ、こんなに楽しそうじゃないの…
因みに考えは皆同じなのかパパの参加率が高かったです。
花曇りという最高の運動会日和の中、とてとてと走る2歳児蝶々に癒されながら和やかな雰囲気で始まった障害物競走。ところが……ゴールを目前にしてこのほのぼの雰囲気を凍らせるまさかのアナウンスが…「さぁ!パパママ!お子さんを高く掲げて蝶々を飛び立たせましょう!」……マジか…。一瞬ざわつくパパママ達…2、3歳児の体重つったらあーた…中には17キロなんてすくすくボーイANDガールズもいる。ウチの子も小ぶりとはいえ、されど12キロ…。震える腕を叱咤しながら目指すは片膝をつき腕を抑えながらも清々しい顔の同士達の集うゴールへ!さぁ!飛び立て!娘!
という様をほくそ笑みながらビデオに撮る私。
娘は飛ぶというより、パパに横抱きにされながら無事ゴール!娘の顔は最後まで「無」でしたが、旦那の達成感たら半端なかったです。でも、そのあと娘に「パパと走って楽しかった?」と聞くと「うん!楽しかった!」とニッコリ笑って答えていたので、緊張していただけで楽しかったようです。ただ「パパと走って「ありのままの~」歌ったの。」と記憶が変換されていたので、消したい何かがあったのかもしれません。
因みに旦那のご両親とウチの父も呼びました。ウチの父は「足が痛えんだよな…もう年だな…もうまともに歩けねぇんだよ…」と膝のサポーターを旦那のご両親にしつこく見せていましが、娘が走り出した途端、目にも留まらぬ早さで最高のカメラポジションへ駆けていき、走っている娘と旦那に「ほら!こっち向け!ピース!ピース!」と民謡で鍛えた喉を惜しげも無く使っていました。父はしばらく大丈夫そうです。
こうしてこの秋最大のイベントは終わりを告げたかと思いきや、父の最大のイベントはここから…。「んじゃ、一杯やっか!」の掛け声で旦那のご両親も巻き込み我が家でひたすら飲みました…。

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