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2014年1月17日 (金)

伊勢物語 2



さて、いざ、内宮へ!大き~~~い!圧倒されます。

まずは、本来はここで手を清めてからお参りをすると言う「五十鈴川」へ。紅葉が川に映ってなんとも言えない美しさでした…と鑑賞に浸ろうとする私の前を「ぱちゃぱちゃするぅー!」と川に向かって猛ダッシュをかける娘。今まで大人しく手を繋いでいたのに…川はもうすぐなのに…何が突然娘の琴線に触れたのか知らないが、この不安定な砂利道をそんな不安定な足取りで駆けられた日にゃあーた、どんなスプラッタな転び方をすることか…しかもこいつは迷いなく川へ飛び込む、そういう子だ…私は「こらぁー!待てぇー!」と大声を張り上げながら、追いかけ掴み上げたが、途端全身を使って、ビチビチッと釣り上げられた大きな魚の如く暴れまくる娘。横抱きにし無理やり抑え込みながら「ぱちゃぱちゃするのは手だけ!手!だ!け!」とサッと手を川の水面に触れさせ「はいっ!終わり~!」と尚もビチビチッと暴れる娘を横抱きにしたまま颯爽と川から離れ、息を整える私。まず心を清めるはずの五十鈴川で真っ先に心をかき乱すことになりました。

橋を渡るとそこには参拝者で賑わっているにも関わらず「シン………」と言う言葉が似合う程、一気に立ち込める荘厳な空気。耳を澄ませば神の息吹が聞こえて来そうだ。正殿に続く道には悠然とそびえ立つ大木が続き私達を見下ろしている。まるで私達がこの先に進むに相応しいかを見定めているかのようだ…。と、この神聖な空気に思いを馳せようとする頃、それは、娘の集中力が切れる頃。
二、三歩歩いては「あったぁ~♪」と立ち止まり、時には石ころ、時には枝、時には葉っぱ…と自然のワクワクを見つけてはしゃがみ込む始末。このままでは正殿に着く頃にはきっと日が沈んでいるだろう。…仕方が無い…その時がきたのだ。…私は娘に向かって両手を広げ、伝家の宝刀を抜いた。

「さぁ、おいで。抱っこしてあげよう。」

そして始まる、10キロ超え抱っこの修行の道のり。旦那と交代しながら行ければ一番いいのだが、相変わらず(私がいる所では)パパに抱っこを許さない娘。「ママ抱っこよ。(あんたいるんだから、あんたが抱っこしなさいよ。)」と私に白羽の矢を立てまくる。そして今回も旦那の「パパはいつでもウェルカムだよ~!」と大きく広げられた両手は虚しく宙をかき、更に娘の「やめて!」と言う鋭利な言葉によって完全に行き場を失うのだ。しかし、旦那はめげる様子もなく「そっかぁー、でも、ま、そのうちパパ、パパっていう日が来るからなぁ~、なんかネットでそう書いてあったよ♪」……ネットでどんなことを検索したのだろう…Yahoo知恵袋とかに相談してないといいな…

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