娘 公園に行く
久しぶりに青空の広がった先週末、娘の鼻垂れは相変わらずだったが、こんな日に家にいたら勿体無いと娘を連れて近くの公園に散歩に出かけました。この公園はちょっとした動物園、水族館になっていたり、カートに乗れたりと施設が中々充実している。なのに、ダダ!そんな魅力的な場所が歩いて5分のところにあるってなったらあーた、休みは大体ここで済ませてしまうってのは最早、自然の摂理ってもんです。
それはそうと公園には色んな人達がいる。大抵は子供なのだが、その子供達も様々だ。縄跳びを連続100回出来るまで、ひたすら飽く無き挑戦を続けている男の子や中央にある小山の頂上からせーのっ!で一斉に丸太のように転げ落ちて行く、男女入り混じった小学生軍団…。なんかこの子ら前もいたな…。
そんな中、3人組の小学4年位の女の子達が何やら言い争いをしていた。
Aちゃん「なに?さっき謝ったじゃん!聞こえなかった?なに?どうすれば許してくれるわけ?」
とおよそ許してもらう気ゼロな激しい口調でAちゃんはBちゃんに食ってかかっていた。Bちゃんも負けてはいない。
Bちゃん「なにそれ、全然謝ってるように聞こえないんですけど…?」
ごもっとも。と思っているとそれが火に油を注いだようでAちゃん大激怒。カーンとゴングが鳴り響き、バトルスタート…!
Aちゃん「じゃあ言わせてもらいますけど、あたしあの時、船がいいって言ったのにBちゃんが一輪車っていうから一輪車にしてあげたんじゃん!!あたしは船が良かったのに!!」
Bちゃん「なにそれ?いつの話してんの!?昔すぎて忘れたんだけど?」
Aちゃん「去年の夏休みでしょ!?忘れるわけないじゃん?忘れたんならバカだよ!」
Bちゃん「……もういい!あたしの好きにやらせてもらう。」
話の内容からは喧嘩の原因はさっぱりだが、ここで今まで沈黙を守ってきたCちゃんがようやくその重い口を開いた。
Cちゃん「ねぇ、ここ暑いからさ、日陰で話さない?」
……Cちゃんすげぇ…。びっくりする程他人事。しかしこれは日射病から救う極めて冷静な提案だ。そんなCちゃんに対してもAちゃんは決して攻撃の手を緩めない。
Aちゃん「なんなの!?Cはさーいつもそうだけど、結局どっちの味方なわけ?」
デタァーーー!小学生女子3人組の喧嘩においては決して欠かせない「どっちの味方なわけ?」発言!シャアの「坊やだからさ。」を思い掛けず聞けたような喜び。さぁ!どうなるの!この3人の行く末は!?などと彼女達がいる近くのベンチでその様子を拳を握って見ていた私。しかし、次の瞬間娘、まさかの行動へ…。隣で大人しくジュースを飲みながらその様子を私と一緒にじっと見ていたのだが、飲み終わるや否やその空パックを私に寄越し、よっこらせとベンチから降り出した…そして、後ろに手を組みながらゆっくりと3人組に近づき、更にその周りをこれまた後ろに手を組んだままゆっくりと一周するではありませんか…時折チラッチラッと見る娘の表情は「なんすか?喧嘩?喧嘩っすか?なに喧嘩してんっすか!?」と言う声が聞こえてきそうな程の好奇心丸出しの笑顔….…
3人組は娘の存在を気にしたら負けとでも言うように必死で気づかない振りをして、喧嘩を続行…。
「やーめーろー∑(゚Д゚)!!」と心で娘に叫ぶが届かず…でも、どうしよう…ちょっと面白い…その思いが私の足を止めるのです…。しかし、そうも言ってられない事態に。尚もニヤニヤしながら3人の周りをウロウロしていた娘だったが、とうとう一番ヒートアップしていたAちゃんの足を叩いて
「ねえ、ねえ♪(あんた、ちょっと落ち着きなさいよ、ね?)」
と城を崩しにかかりました…。
3人「っ!?」
と一斉に娘を見出すしかない3人。さすがに私も
「ごめんねぇー!」
とベビーカーごと娘を抱えて脱兎のごとく逃げ去りました。
あぁ、あの続きが気になる。ま、多分明日にはケロッとしてるんだろうけど♪にしても、娘もあと何年かしたらあんな風に女子ゲンカするようになんのかなぁ~A.B.C.ちゃんでいったらどのタイプになるのだろう…
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