娘VS妖怪鼻吸い
熱も引き、咳も治まったが相変わらずの鼻垂れ娘。四六時中、青っ洟を垂らしては時々、鼻ちょうちんまで作る始末。息もしづらそうなので、鼻吸い器で取ってあげることに。どこのウチの子もこれが好きな子はいないと思うが、ウチの娘も漏れることなく、鼻吸いが大嫌いだ。最近知恵がついて来たのが、鼻吸い器を見たとたん、鼻垂れ笑顔は凍りつき、「やべっ!あれはやべぇでげす…!」とご自慢のハイハイでスッタカターと逃げてしまった。その早さと言ったら中々のものであるが、大人の二足歩行に敵うはずも無く、呆気なく捕獲。「離せぇーー!!うおー!御慈悲を!どうか御慈悲をー!」と持てる力を全てを使って抵抗する娘を膝でガッチリ挟み込みいざ吸引!
ズゴゴゴゴーッと吸い出される鼻水。この瞬間が私はとても好きデス。その間も娘は「キィエエエ!」と叫びながら歯を剥き出し、目を見開き、更に涎を撒き散らしながらプッとオナラまでして抵抗。もう本人軽い錯乱状態なんだろうなぁ…。まぁね、大人だってヤダもんね…。でも、あんたの為なんだよ…。
鼻吸いが終わり娘を解放すると、脱兎のごとく私の膝から飛び出し、これまたご自慢のハイハイでスタコラサー!と一目散に逃げて行きました。そして、ある程度の距離まで逃げるとチラッとこちらを向き、「その顔、決して忘れない…」とジト〜と一瞥をして、またスタコラサッー!と遠くへ逃げてしまった。
う少し大きくなった時、何か悪い事をしたら「妖怪鼻吸いに鼻吸われるよ。」と言うのが一番答えるだろう。その為には私が妖怪鼻吸いだということをいかにバレないようするかが今後の課題だ。
| 固定リンク