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2011年8月 1日 (月)

アパレル用語進化論

アパレル業界はすっかり秋です。しかし、この時期が一番危ない。すっかり秋とは言えど、それらの代物はまだまだ夏の大バーゲンというスーパーデフレスパイラルの名残が色濃く残った渦の中にごく自然に紛れているのだから。これを私は「オータムトラップ」と呼ぶ。このトラップに引っかかった者は得するはずだったOFFされた70%以上の出費をすることになる。そして、何だかんだこれを毎年繰り返すのである。

ところで、水玉をドット、つなぎをサロペット等、アパレル用語は日々進化している。私はよくこの進化にさも着いていっているかのように、これらの用語をボンヤリと覚えては使ってみたい衝動に駆られる。そして、大抵が恥をかく。 この間もロングスカートを手にした私は店員のお姉さんに「すみません、このマキシマムスカート、試着したいんですが…。」と得意げに訪ねた。お姉さんは一瞬えっ、という表情をした後「あ、はい、こちらのマキシ、スカートですね、どうぞ〜。」と試着室へと案内した。

む…。マ・キ・シ、スカートだとぅ…。マキシマムスカートじゃないの?だってマキシマムってよく言うじゃん。マキシマムコーヒーとかさぁ。
私は試着室に入るやいなや直ぐにコソコソと「マキシスカートとは。」とご自慢のアンドロイドで調べた。すると、


「マキシスカートとは。
「最大限、最大」の意味でマキシはマキシマムの略だ。ミニスカートに対抗し、60年代の終わりから70年代にかけて流行した丈の長いスカートの総称。云々…。」


……、いやさ〜、だからさぁ?間違ってはいないんだよ…。たださ、「イケメンですね。」を「イケてる面ですね。」とは言わないよね?って話なだけで…。
もうさ、ロングスカートでいいじゃんか。

そんなこんなで試着を終えた私だったが、さすがマキシマム(最大)の異名をもつスカート、147センチの私にはちょっと身に余る代物だったようです。どこまでも地を流れる裾。
「お直しも出来ますよ〜?」と店員さんはそれでも勧めてくる。でもさぁ〜、


あんた、苦笑ってんじゃねぇか…!!


そりゃそうだよね〜、だってポケットが膝の位置にきちゃってるんだよ?これ、機能的にもデザイン的にもおかしいよね?本来は骨盤の辺りでここじゃないよね?

という訳で、丁重にお断りしたにも関わらず「え〜、とってもお似合いになるのに〜。」と尚も諦めず勧めてくる。

……マジかっ。だとしたならそのセンス、毎年発表される「トリンプの世相反映ブラ」並みに分からない。因みに前回2010年のブラは「ようこそ日本へ」ブラ。中央に3つのボタンが付いていて、それぞれを押すと英語、中国語、韓国語で「ようこそ日本へ!!」の音声が流れるという、これを見て果たして日本に来たいと思うかどうか大いに疑問なブラだった。しかし今年はどんなブラがくるのか、何だかんだと興味深い。

話はそれたが、結局、そのマキシスカートを買わずにお姉さんを振り切った。

毎回思うが、そして、毎回反省をするのだが、物事は正しく覚えなくてはね。何でもボンヤリ覚えているとこういう恥をかく。

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