二週間経って…
地震から二週間ちょっと、被災地とは比べものにならないですが、液状化で泥まみれになった私の住んでいる街も少しずつ前の綺麗な街並みに戻ろうとしています。
これも、市内外から集まってくれたボランティアの皆さんや業者の皆さんが日夜一緒に泥かきをしてくださっているお陰です。本当に感謝の気持ちで一杯です。
そんな温かい気持ちになれる一方で、今回学んだこともありました。
私の住んでいる街の状態が徐々に報道され始め、それを知った知り合い達からまず言われるのは、「なんでそんなとこ住んじゃったの!?そんな家早く引っ越しなよ。」
励ますつもりで言ってくれているのかもしれないが、私達の一生の買い物を「そんな家」呼ばわれされる筋合いはないし、今、みんなで手と手を取り合って元に戻そうとしている街を「そんな街」呼ばわれされる筋合いもなく、ホントに大きなお世話です。
ニュースを見た野次馬が家の周りを「何これ、超ヤバいんだけど〜!!」と笑いながら写メを撮っていったりしています。そのすぐ側で泥かきをしている人がいるのを彼らはどう思うのか、不思議でした。
そして、その時強く思ったのは、不用意な言葉に被災地の方々はこの何百万倍傷つくんだろうということです。
「被災地の方々の気持ちになって考える。相手の気持ちになって考える。」
このことを、この先、何年、何十年経って、みんなの努力で日本が元気になった後もずっと心に留めて、不用意な言葉で誰かを傷つけることのないように、出来れば元気や笑顔になってもらえるような、そんな人間になれるように努力したいと思いました。
日本は必ず前より強い国になって復興します。その為に被災地の皆様を始め、沢山の人が頑張ってくれています。みんなも頑張っているものね。
決してこういう事態を茶化したり、考え足りずに誰かを傷つける一部の人にはならないように、でも、基本的に私は無駄に元気が取り柄なので無駄に元気に笑顔でいたいと思います!!
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