うさことチェブ
かっ、買ってしまった…。衝動的に買ってしまった…。
今日何か花でも買って帰ろうとふと立ち寄った花屋の隅っこに彼女らが所在なさげに並んでいたのです。しかも、私が買ったこの子はその所在なさげ団体からも引き離され、上木鉢の横にまるで店のオブジェのように置かれていたのです。彼女は訴えます。
「私を…買って…くだ…さい…。」
ぬぉっ!!弱々しくもなんという目力っ!!とてもぬいぐるみとは思えないインパクト。
で、でも…私の家にはチェブがいるし…。しかもたくさん。君が家に来たところで今よりもっと所在なさげなことになるけどいいの?
「構いません。」
しばらく見つめあった後、隣の鉢の土で若干汚れた感がある彼女を手にとりレジに持っていきました。しかし、あまりに見た目ファンシーだった為、「ご自宅用ですか」と聞かれつい、「いえ、プレゼント用で。」と答えてしまいました。
何はともあれ、私が言いたいのは、「チェブっ!!これは浮気じゃあないんだよ!!」ということです。
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