5月26日
今日はお休み。しかも、お家に一人。みんな仕事や銭湯などそれぞれの理由で外に出ているのだ。一人で、ボーとしていると、ピーンポーンと宅急便がやってきた。これが、恐怖の始まりだとはこのときの私は梅雨ほども思わなかった。領収書にサインをし、黒い猫は帰っていった。
そして、その10分後、また ピーンポーン
また宅急便かな~と思い、返事をして外へ出た。
「あれ・・・・?」
外にはだれもいなかった。「ちっ、懐かしのピンポンダッシュか・・・」と腹が立ったが、ここはおとなしく引き下がった。するとまたすぐに
ピーンポーン
「今度こそ、とっ捕まえてやる!!」と勇んで外へ出たが、もうもぬけの殻。ちきしょー!!私の足音が聞こえて臆したか・・!!私はドアの前で息を潜めて犯人を待った。
・・・・・・・・。
待てど暮らせど奴さんは現れない。私はあきらめて、部屋に戻ろうと背を向けた瞬間!!
ピーンポーン
私はすぐ様振り向きのぞき穴から確かめた。
・・・誰もいない・・。ピンポンなってから数秒しかたってないのに・・・。ぞぞぞぞ~~~。私の脳裏に2つ浮かんだ。一つは、私のストーカー。もう一つは、霊界の何か・・・。
このあと、二回程ピンポーンは続いたが、私はじっと家族の帰りを待った。それから二時間ほどして、両親が帰ってきたので、この恐怖の事件を話して聞かせた。すると、父親がおもむろにインターンにふれた。
何も反応しない・・・。
えっ!? もしかして壊れてる?
壊れてました。ボタンの部分がめり込んで、もとに戻ろうとする時に、時間をおいて音が鳴るのでした。
私の無駄に恐怖な一日はこうして幕を閉じたのでした。
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